【西村剛の勝負銘柄】ウェザーニューズに期待 異常気象で注目度が急上昇

年金積立金管理運用独立行政法人（ＧＰＩＦ）が資産構成の見直しで株式の比率を上げる見通しになっていることから、日本株市場は底堅く推移しています。また、米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果を好感してＮＹダウが上昇したことで、日経平均は一時、約４カ月半ぶりの高値水準まで上昇しました。 東証マザーズ指数も５月下旬から、約５０％も上昇したことから、個人投資家の買い意欲も強いことが確認できます。こうした局面は、好業績で個人投資家の注目が集まりやすい銘柄に投資する戦略がいいでしょう。 そこで私が注目するのは、『ウェザーニューズ』（４８２５）です。同社は、民間企業では世界最大手の気象情報会社で、リアルタイムの位置情報を用いて気象情報を発信するサービスを手掛けています。 同社を「気象情報の需要拡大に伴い、業績拡大に期待が持てる銘柄」と判断しました。気象庁は２００９年以来、５年ぶりに世界中で異常気象を起こす