ゲリラ豪雨から身を守る術 “秘密兵器”は携帯ラジオ

都市を水浸しにするゲリラ豪雨が頻発している。２９日には東京都内で冠水が相次いで発生し、一部で交通網がマヒした。偏西風の蛇行が原因とみられる今年特有の大雨は、７月１０日頃まで続く危険がある。空からの奇襲に対し、どのように備えればよいのか。 東京都では２９日、練馬区で１時間に４５ミリの降水量を記録。都交通局によると午後３時５５分ごろ、都営三田線蓮根駅（板橋区）の保安装置が故障し、一時全線で運転見合わせに。落雷の影響とみられる。京王井の頭線は明大前駅付近の線路が冠水し、一時全線でストップ。都によると、北区や板橋区、三鷹市、東大和市で、床上浸水が計４件、床下浸水が計１５件発生した。 今年の梅雨時期に東日本などで「ゲリラ豪雨」が頻発しているのは、偏西風が南側に蛇行し、上空に寒気が流入したことが原因だ。偏西風は例年、東北地方の上空を流れる。しかし、今シーズンは日本列島の南側まで蛇行。梅雨がないはずの北

[John_Kawanishi]

「前兆を掴むのに携帯用のRadioが有効だ。上空の黒い雲の中で雷の放電があると『ガリガリッ』という激しいNoiseが聞こえる。これが出る時は非常に危険。また黒い雲が出て冷たい風がサーッと吹くのも前兆の１つだ｣