【男と女の事件簿】放尿マニアの末路（４） 予想通り、女性は茂みの中へ

加賀雄一郎（３７）＝仮名＝と三田俊彰（３６）＝同＝は、女性が用を足す場面を隠し撮りするため、花火大会に来ていた。 仮設トイレの方に意識を向けていると、並んでいる女性のなかの１人が列を離れた。 「よし、行くぞ！」 加賀と三田は立ち上がり、一定の距離を保ちながら女性の後を追った。 予想通り、茂みの方へと向かっていく。なんともいえない緊張感に加え、暑さによるものではない汗がじわりとにじんだ。 女性は辺りを見渡し、近くに誰もいないことを確認すると、草が腰高くらいまで生えた茂みの中に入っていった。 加賀と三田も、周囲へ注意を払いながら茂みの中へ身を投じる。 「お前はあっちに回れ。頼んだぞ」 二手に分かれて息を潜めながら女性に近付く。 何度も下見を繰り返した甲斐あって、撮影しやすいポイントは完全に把握できていた。 バッグからカメラを取り出して構える。少ない光でも撮影可能な高性能のものを用意していた。

[yutaka77777]

【男と女の事件簿】放尿マニアの末路（４）　予想通り、女性は茂みの中へ 　加賀雄一郎（３７）＝仮名＝と三田俊彰（３６）＝同＝は、女性が用を足す場面を隠し撮りするため、花火大会に来ていた。 　仮設トイレの方