巨人、新２軍本拠地建設で多摩川回帰 須藤豊氏は「仏作ったら魂入れよ」

巨人は２４日、２０２３年３月末をめどに東京都稲城市内に２軍球場を新設すると発表。東京の多摩川グラウンド、川崎のジャイアンツ球場と歴代“巨人の巣”で若手を鍛えた元巨人２軍監督で夕刊フジ評論家の須藤豊氏は「仏を作ったらしっかり魂を入れよ」と注文する。 現在の２軍本拠地Ｇ球場から徒歩１０分の山林部に、同球場の約１・２倍にあたる４万１９００平方メートルの土地を取得。新たな２軍本拠地を建設し、Ｇ球場は３軍用となる予定だ。 球団幹部は「目指すのはかつての多摩川グラウンド。子供たちが自転車で来て選手とふれあうなど、地域住民との距離も近かった」と説明。東京都大田区の河川敷にあったグラウンドは１９５５年から３０年間、Ｖ９時代の主力らを輩出した。 須藤氏は「川沿いの道路を走る車の運転手が、球場の方をよそ見して車ごと土手を落ちてきたり。台風でグラウンドが冠水して、１カ月間も練習と並行してヘドロの片付けをしたり。

[hozho]

「須藤氏は多摩川グラウンドへの回帰をうたう新たな“巨人の巣”計画を歓迎しつつ、巨人軍憲章「アメリカ野球に追いつき、そして追い越せ」に立ち返るべきと考える。」