30年前に大量死のアゲマキ なぜ復活｜NHK NEWS WEB

広大な干潟に独特の生物が生息する九州・有明海。ここで数千年前から人々が口にしてきた特産の二枚貝「アゲマキ」は、30年前に大量死し、原因がわからないまま漁獲が途絶えました。しかし、ことし22年ぶりに漁ができるようになりました。なぜ、有明海にアゲマキが戻ってきたのか。そこには水産関係者の粘り強い研究と試行錯誤がありました。（佐賀放送局記者 津村浩司） 6月9日。佐賀市にある漁協の直売所に開店前から現れた100人を超える長蛇の列。お目当ては、有明海産のアゲマキです。 並んでいた男性は「子どもの頃から味わっていますから。味は懐かしいですね」と感慨深げに話しました。 有明海の干潟に生息する二枚貝の一種「アゲマキ（＝総角・揚巻）」。長細い形で、大きいもので10センチほどあります。 アゲマキ 名前の由来は貝からはみ出る水管の形が“古代の少年の髪の結い方に似ているから”などと言われています。今からおよそ8

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なかなかスゴい話。

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佐賀県有明水産振興センター

[kaos2009]

“特産の二枚貝「アゲマキ」”有明海