福島第二原発 ４基すべて廃炉決定 東電が知事に報告 | NHKニュース

東日本大震災のあと運転を停止している福島第二原子力発電所について、東京電力は４基すべてを廃炉にすることを正式に決め、小早川智明社長が福島県庁を訪れて内堀知事に報告しました。そして、敷地内に保管するおよそ１万体の使用済み核燃料を、できるだけ早期に県外に運び出すよう努めることなどを合わせて伝えました。 福島第二原発は福島第一原発からおよそ12キロ南にあり、８年前の東日本大震災で大きな揺れと津波に襲われ、４基すべてが停止したままになっています。 福島県の内堀知事らが再三、廃炉にするよう求めていました。 東京電力は31日取締役会で福島第二原発をすべて廃炉にすることを正式に決め、午後、小早川社長が県庁を訪れ内堀知事に報告しました。 小早川社長は40年を超える見通しの廃炉期間について、できるだけ短縮に努めること、およそ１万体の使用済み核燃料は廃炉終了までにすべて県外に搬出する方針で、できるだけ早期の搬

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