中小企業の資金繰り保証 予約は１か月先も 申し込み殺到 東京 | NHKニュース

新型コロナウイルスの感染拡大の緊急対応策として、政府は中小企業の資金繰りを保証する制度を拡充していますが、保証の認定を受けるための自治体の窓口に申し込みが殺到し、都内の自治体の中にはすでに１か月先まで窓口の予約が埋まっているところもあります。中小企業の経営者からは「実際に融資を受けるまでにはさらに時間がかかり、このままでは経営が行き詰まってしまう」という声が出ています。 このうち「セーフティネット保証４号」と呼ばれる制度は、売り上げなどが前の年の同じ月より20％以上減少した企業を対象に、各地の信用保証協会が借入金を100％保証するもので、通常とは別枠で２億8000万円を上限に借入金の全額が保証されるため、金融機関から融資を受けやすくなるメリットがあります。 保証付きの融資を受けるためにはまず、会社の所在地の自治体に申請して保証の認定を受ける必要がありますが、この窓口に事業者が殺到し、認定ま