渋谷区の児童養護施設長 刺殺事件 元入所者が再び不起訴に | NHKニュース

去年２月、東京 渋谷区の児童養護施設で施設長の男性が刺されて殺害された事件で、不起訴となった24歳の元入所者について検察は、検察審査会の議決を受けて刑事責任能力などを再捜査した結果、再び不起訴にしました。 しかし、遺族の申し立てを受けて審査した東京第六検察審査会は去年10月、検討が不十分で判断は納得できないとして不起訴は不当だと議決し、検察が再捜査していました。 その結果、７日、元入所者を再び不起訴とし捜査を終結しました。 遺族は「刑事裁判の場で全貌が明らかになることと、加害者が事件について振り返ることを希望していたので、非常に残念に思う。起訴を求め署名してくれた１万人を超える皆様や、急ぎ議決を出してくれた検察審査会、丁寧に再捜査してくれた検察庁に対しては心から感謝している」とコメントしています。 再び不起訴処分となったことについて大森さんの妻は文書でコメントしました。 「私達遺族は刑事裁

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東京地方検察庁は去年5月、刑事責任能力などを調べた結果不起訴、遺族の申し立てを受けて検察審査会は検討が不十分で判断は納得できないとして不起訴は不当だと議決し検察が再捜査。結果、再び不起訴とし捜査を終結