6月貿易収支 430億円の黒字 半年間の収支は依然として大幅赤字 | NHK

先月の貿易収支は、原油などの輸入額が大幅に減ったことから430億円の黒字と、1年11か月ぶりの貿易黒字となりました。一方で、ことし6月までの半年間の貿易収支は6兆9000億円余りの赤字と、依然として大幅な赤字が続いています。 財務省が発表した先月の貿易統計によりますと、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は430億円の黒字となりました。 原油やLNG＝液化天然ガスなどの輸入価格が下落したことで、輸入額は8兆7010億円と、去年の同じ月と比べて12.9％減りました。 輸出額はアメリカ向けの自動車などが伸びたことで8兆7441億円と、去年の同じ月と比べて1.5％増えました。 この結果、貿易収支はおととし7月以来、1年11か月ぶりの黒字となりましたが、最大の貿易相手国である中国への輸出が11％減少していて、貿易黒字も小幅にとどまりました。 一方、ことし1月から6月までの上半期の貿易収支は6兆9604

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“6月の貿易収支は430億円の黒字” きれいなJカーブ効果。「もう日本に円安メリットはない」とか「Jカーブ効果は消えた」とか力んでた人もいたが、為替と無関係な海外市況が落ち着けばこの通り。標準経済学の勝利。