函館の病院 発熱外来がひっ迫 検査キットも不足のおそれ｜NHK 北海道のニュース

３日連続で２００人以上の感染が確認されている函館市の医療機関では、発熱外来で対応できる件数を超えていて検査キットが不足するおそれも出てきています。 函館市内の函館渡辺病院では、感染が拡大し始めた先月中旬以降、発熱やのどの痛みなどの症状を訴えている市民からの問い合わせが相次いでいます。 発熱外来では、診察のたびに診察室の消毒や換気を行っていることなどから１日に対応できるのは１５人程度までで、予約枠がすぐに埋まってしまう状況が続いているということです。 また、感染の有無を調べるＰＣＲ検査キットの在庫が少なくなっていて、このままの状況が続くと検査ができなくなるおそれがあるということです。 函館渡辺病院の神田理医事課長は「いまのところはまだ対応できているがひっ迫していて、これ以上感染が広まると最悪の場合、発熱外来での受け入れを停止しなければならないかもしれない」と話しています。 【函館市内の発熱外