東海地価 景気鈍化で上げ幅縮小｜NHK 東海のニュース

ことしの「地価公示」が公表され、東海３県では愛知県で、住宅地、商業地ともに上昇しました。 ただ、景気拡大のペースが鈍っていることを背景に上げ幅は前の年より縮小し、専門家は、今後、新型コロナウイルスの影響も注視する必要があると指摘しています。 「地価公示」は、国土交通省が毎年１月１日時点で調査した土地の価格で、ことし、東海３県では愛知県の１９０３地点、岐阜県の３８２地点、三重県の４３２地点が対象となりました。 愛知県では、住宅地はプラス１.１％と８年連続で上昇し、商業地もプラス４.１％と７年連続で上昇しました。 ただ、景気拡大のペースが鈍り、不動産取引を控える動きも出ていることから、上げ幅は住宅地、商業地とも前の年より縮小しました。 住宅地で上昇率が最も高かった地点は「名古屋市中区丸の内３丁目」のプラス２３.８％で、全国６位の上昇率となったほか、次いで高かった「名古屋市中区上前津２丁目」のプ