守りから攻めに転じて“ワクワクする”ITシステムへ

ITpro読者の皆さん，明けましておめでとうございます。 2006年を振り返ると，3月に大問題となったWinnyを筆頭に，回線やシステム障害，情報漏洩など，事故やセキュリティ問題が目立ったように思います（昨年の重大トピックスや記事ランキングは，2006年末特集として「ITpro年間ランキング」参照）。システム障害が相次いだ原因の一つは，IT部門の弱体化だと指摘されています。IT投資の削減や2007年問題で代表される労働力不足やノウハウの継承がうまくできていないといった問題が引き金なのかもしれません。しかも今年（2007年）は日本版SOX法に対応するために企業は新たなIT投資を進めなければならない場面も出てくると思います。 ただ，いかにトラブルをなくして，新たな制度に対応するというのは，どうしても内向きで後ろ向きな対応になりがちです。でも，本当はそうした変化を機に，攻めに転じてほしいものです

[ymiway]

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