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環境ラベリング(エコレイティング)
建物個々の環境性能を同一の基準で評価し、建物またはその建物を所有する企業自体を格付けする仕組みの... 建物個々の環境性能を同一の基準で評価し、建物またはその建物を所有する企業自体を格付けする仕組みのこと。日本でも多くの企業が毎年、環境会計報告書を発行している。環境に配慮した企業に対して優先的に投資していくエコファンドも定着しつつある。建物の証券化でも、環境面からの評価が必要になってきている。 国際的には、環境に対する建築の性能評価システムとして、英国のBREEAM、米国のLEEDなどがある。2000年には日本を含む18カ国が参加したGBC2000(Green Building Challenge)でGBToolの改良版が開発された。日本でも、「環境・エネルギー優良建築物マーク表示制度」(建築環境・省エネルギー機構)で、環境に対して性能の高い建築物を評価・認定している。 こうしたなかで、東京都は2002年、「建築物環境計画書制度」をスタートさせた。対象になるのは、延べ面積1万m2を超える新築