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咲-Saki- レイアウトにおける優位性表現 - 大匙屋
咲-Saki- 第15話「魔物」 脚本:浦畑達彦/絵コンテ:渡邊哲哉/演出:渡邊哲哉 インターハイ県予選決勝... 咲-Saki- 第15話「魔物」 脚本:浦畑達彦/絵コンテ:渡邊哲哉/演出:渡邊哲哉 インターハイ県予選決勝、大将戦 東一局で嶺上開花(リンシャンカイホウ)を上がる宮永咲 花を背負った正面からのカットで 左から右に風が流れている点に注目。 ここで、なぜ風は「右から左へ」ではなく 「左から右へ」流れるのか? 歌舞伎の用語だが舞台演劇から映画、アニメのレイアウトまで 向かって右側を「上手(かみて)」といい 向かって左側を「下手(しもて)」と呼ぶ。 通常左よりも右、下手よりも上手のほうが上位とされる。 ガンダムだろうとドラゴンボールだろうと 強い奴はたいてい画面の右側から登場し、左側にいる敵を倒す。 バトルシーンのレイアウトにおいて、 この鉄則が破られることはめったになく 位置関係によって先の展開が読めたりする場合さえある。 宮永咲が上がった瞬間に風が右へ流れるのは、 下手から上手へ向かって、強
2009/09/16 リンク