「白い恋人」３カ月ぶり販売再開 - MSN産経ニュース

北海道の代表的な土産「白い恋人」の賞味期限改竄（かいざん）問題で、石屋製菓（札幌市）は２２日、新千歳空港やＪＲ札幌駅の売店など約４００店舗で約３カ月ぶりに販売を再開した。船場吉兆や赤福など食品業界の偽装表示が相次ぐ中、消費者の信頼を取り戻すことができるかは不透明。 ＪＲ札幌駅で出張先への土産として１箱買った札幌市西区の会社員大矢利法さん（６１）は「みんな大好きな商品なので、再開を待っていた。焼き菓子なので賞味期限はあまり気にならない」と歓迎。新千歳空港では２５店舗が午前７時前から順次販売した。東京へ旅行に行く途中の北広島市の主婦（６４）は「私自身は品質に不安はないけれど、土産を頼まれた知人に『イメージが悪いので別のものがいい』といわれた」と買わなかった。 石屋製菓によると、再開に当たって取引をやめた店はない。同社は１５日の製造再開以来、ほぼ全ラインを稼働して１日約４０万枚生産。だが在庫が少