遺体、橋から突き落としか 岩手の女性殺害遺棄事件 - MSN産経ニュース

岩手県川井村で県道の橋の下にある沢から身元不明の女性が他殺体で発見された事件で、遺体の口元には橋から落ちた際にできたことが考えられる傷があることが２日、宮古署捜査本部の調べで分かった。捜査本部は遺体が橋の上から落とされた可能性があるとみて、橋の上に足跡や車のタイヤ痕などがないか捜査している。 捜査本部では、沢の水深が２０〜３０センチで遺体が流されるような深さや流れがないことからも、遺体は沢の上流などではなく、発見現場で遺棄されたとの見方を強めている。 調べでは、現場付近には女性の身元確認につながるような所持品はなく、女性が使ったとみられる車もなかった。遺体の頭部の外傷や頸部（けいぶ）圧迫はいずれも致命的なものだったと判明。捜査本部はどちらが先だったかなど、殺害時の状況を調べている。