天井崩落の「川崎シンフォニーホール」 手抜き、ミスの可能性 - MSN産経ニュース

ミューザ川崎シンフォニーホールの天井付近。赤線は、つり天井を支える筋交いの鉄骨が不足していた場所を示したもの＝川崎市（同市提供） 東日本大震災の影響で天井が崩れ落ちた川崎市幸区のコンサートホール「ミューザ川崎シンフォニーホール」について、川崎市は１４日、平成１５年１２月に建築主の都市基盤整備公団（現・都市再生機構）から提出された完成図通りに施工されていない部分があることが判明したと発表した。 市が委託した日本建築防災協会の調査などで発覚した。完成図では天井裏の壁は下地の鉄骨の上に石膏（せっこう）ボードが敷き詰められていた。しかし、客席の最上階近くの天井裏のホール側の壁は約０・５平方メートルの広さでボードが切り取られて中の断熱材がむき出しになっており、その部分の鉄骨３本が人為的に切断されていた。また、つり天井のつり元となる鉄骨の補強材「筋かい」が２２カ所設置されているところ、実際は１８カ所だ

[yukatti]

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