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房総沖海底が最大6センチ移動 「スロースリップ」か - MSN産経ニュース
国土地理院(茨城県つくば市)は2日ごろから10日にかけ、房総半島沖で通常とは異なる地殻変動を観測... 国土地理院(茨城県つくば市)は2日ごろから10日にかけ、房総半島沖で通常とは異なる地殻変動を観測したと発表した。海底が最大6センチ、南東方向に動いたとみられる。プレート(岩板)同士が揺れを起こさずゆっくりずれる「スロースリップ」が起きたとみている。 大きな地震につながるかなど影響は不明だが、国土地理院の小沢慎三郎主任研究官は「注意深く監視する」と話した。 房総半島がのる北米プレートの下には、フィリピン海プレートという別の岩板が沈み込んでいる。両プレートのぶつかり合いにより、通常この地域の海底は北西方向に動いている。力を蓄積させたプレート境界面がすべって、反対方向へ動いたらしい。 房総沖では平成8年からこれまで、スロースリップとみられる現象を4回観測している。発生間隔はこれまで50~77カ月だったが、今回は前回(23年10月)から27カ月後と最も短い。今後も数日間は同様の現象が続く見込みとい
2014/01/11 リンク