米航空大手５社が赤字 ７〜９月期、乗客減響く - MSN産経ニュース

米航空大手５社の２００９年７〜９月期決算が、２２日発表の最大手デルタ航空などで出そろい、５社すべてが純損失を計上した。景気悪化による乗客の減少で厳しい経営環境が続いている。デルタや米２位アメリカン航空による日本航空への出資交渉も含め、世界的な提携関係の強化も低迷脱出の鍵を握りそうだ。 デルタは純損失が１億６１００万ドル（約１４７億円）と、前年同期の純損失５千万ドルから赤字幅が拡大。アメリカンの親会社ＡＭＲも３億５９００万ドルの純損失で、前年同期の３１００万ドルの純利益から赤字に転落した。 ３位ユナイテッド航空の親会社ＵＡＬは５７００万ドルの赤字。コスト削減などの効果で前年同期（７億９２００万ドルの純損失）から赤字幅は縮小した。４位コンチネンタル、５位ＵＳエアウェイズも前年同期より赤字幅を圧縮した。（共同）