スズキも電動バイク参入へ ３強そろい踏みで普及に弾み - MSN産経ニュース

スズキは２４日、電動スクーターの試作車「ｅ−Ｌｅｔ’ｓ（イーレッツ）」の公道走行試験を始めると発表した。走行データを収集し、早期に製品化したい考えだ。 イーレッツは、原付バイク「Ｌｅｔ’ｓ４バスケット」がベース。バッテリーはリチウムイオン電池で、車輪内のモーターで走行する。家庭用の１００ボルト電源から充電でき、約４時間の充電で、約３０キロを走行できる。 試作車は３台。自社で走行テストを行うほか、静岡県浜松市が中心となっている「はままつ次世代環境車社会実験協議会」の走行実証実験などにも参加する。 走行時に排ガスを出さない電動スクーターは、ヤマハ発動機が今月から「ＥＣ−０３」の販売を首都圏でスタート。ホンダも１２月に「ＥＶ−ｎｅｏ」を投入する。スズキが参入すれば、二輪車メーカー３強がそろい踏みとなり、普及に弾みがつきそうだ。