新しい衛星携帯電話の技術基準策定へ 総務省 - MSN産経ニュース

総務省は２７日、英インマルサットが昨夏から提供している低コストの衛星携帯電話サービスを国内で利用可能にするため、技術基準の策定に着手する、と正式発表した。 新サービス導入に向けて電波法施行規則など関連制度改正を行うため２８日から意見を募集する。年度内にも制度改正案を電波監理審議会に諮問し、来年度中のサービス開始を見込む。 国内で４番目の衛星携帯電話サービスとして認可されるのは「アイサットフォン・プロ」で、海外では昨夏からサービスを開始、利用者は３０万人と見られているが、日本ではサービスできなかった。制度改正を待って、数社が事業参入する見通し。 衛星携帯電話は東日本大震災で通信確保のために公共機関で数千台が利用された。既存サービスに比べて端末価格が４分の１程度と安く、アンテナ一体型端末で使い勝手のよい新サービス導入によって、衛星携帯電話の普及促進を目指す。

[hadukino]

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