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【すごいぞ!ニッポンのキーテク】電気なし冷房 水蒸気吸着剤の働き+(1/3ページ) - MSN産経ニュース
国内原発の稼働停止による電力不足を受けて、電気を使わない冷房や空調技術に注目が集まっている。三菱... 国内原発の稼働停止による電力不足を受けて、電気を使わない冷房や空調技術に注目が集まっている。三菱樹脂が開発した水蒸気吸着材「AQSOA(アクソア)」を使った冷却システムもその1つだ。 アクソアはゼオライト系機能性吸着材で、結晶中に非情に細かい穴が空いており、その穴に水分を吸着させることで、周囲を乾燥させる働きを持つ。シリカゲルなどの従来の吸着材に比べ、低温で水分を放出する特性を持つ。太陽熱や工場排熱、自動車の排気など50~80度の排気の多くが利用されないまま、大気に放出されており、これらの熱の再利用にもつながりそうだ。 従来の吸着材は、水分を放出するために100度以上の熱を加える必要があったが、アクソアは結晶の構造を均一にすることで60~80度の熱で放出できるようになった。 アクソアが水分を吸着しようと蒸発させた際の気化熱で5~15度の冷水を作ることができ、工場などの排熱で吸着した水蒸気を
2012/09/29 リンク