変わる大手町 消えるカルガモ池 外国人狙いの温泉旅館…東京五輪でさらに加速 ＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース

日本を代表するオフィス街、東京・大手町で大規模なビルの建て替えが相次いでいる。建築後３０年以上の建物が多く、老朽化が著しいためだ。東京五輪が再び開催される平成３２年までには高層ビルがさらに増え、外国人観光客をターゲットとする温泉旅館ができるなど、国際都市としての魅力が高まりそうだ。 江戸時代には大名屋敷が並び、行政・文化の中心地だった大手町。戦後は、都市計画で国有地が民間企業に払い下げられ、大企業が集まるオフィス街になった。 最近は、ビル建設の鉄骨をつり上げる重機や、ビニールシートに覆われた区画があちこちに目立つ。 築３７年の三井物産本社は、隣接する三井不動産などが所有するビルとともに商業ビルに建て替えられる。２８年に着工し、３１年の完成を目指す。 三井物産本社ビル敷地内の人工池では、昭和５８年にカルガモの赤ちゃんが登場。成長したヒナとともにカルガモの一家が近くの内堀通りを横断し、皇居のお