市電１００周年で花電車復刻～函館 - MSN産経ニュース

北海道函館市の路面電車が開業１００周年を迎えたことを記念して市は２９日、車両を松の葉や青や黄色の造花で飾った開業当時の「花電車」を復刻し、市内の車庫で出発式を開いた。 午前９時ごろ、１両編成の側面に「百」と描かれた車両が警笛を鳴らしながら出発すると、訪れた家族連れや鉄道ファンらが拍手で見送った。花電車は慶事や記念日などに走っていた。８月１９日まで１日４本運行する。 工藤寿樹市長は「市電は函館の走る文化財。末永く運行していきたい」とあいさつした。 函館市交通部によると、市電は大正２年６月２９日に運行を開始。現在は函館どつく前や湯の川などに停車し、市民や観光客に親しまれている。 市交通部は２９日の１日限定で市電全線の乗車料金を１００円としたほか、電車の撮影会も開く。

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