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【関西事件史】附属池田小児童殺傷(9)おわび行脚からのスタート(1/5ページ) - MSN産経west
平成23年6月8日。「あの日」から10年を迎えた大教大附属池田小学校では、朝から開かれた追悼式典... 平成23年6月8日。「あの日」から10年を迎えた大教大附属池田小学校では、朝から開かれた追悼式典の後、旧正門前に建てられた「祈りと誓いの塔」の前に犠牲児童の遺族らが集まり、8つ連なる小さな鐘をそっと鳴らした。ちょうど10年前もそうだったという、汗ばむような青い空が広がっていた。 「という」と書いたのは、10年前、私は大阪本社内で紙面のレイアウトを担当する整理部に所属していたからだ。事件との関わりといえば、怯えた表情で運動場に集まった子供たちの写真を大きく使った紙面を組んだ程度だった。 取材を始めたのは、事件から間もなく2年を迎えようとしていた平成15年4月。私は社会部の高槻駐在だった。凶行に及んだ宅間守の論告求刑公判を翌月に控えて、裁判担当を中心に結成された「池田小取材班」に組み込まれた。 「うちが継続的に取材できている遺族はほぼゼロ。判決という山場の前に、何とか体制を組み直したい」 取材
2011/12/14 リンク