ネット広告でＭＳとヤフーが提携交渉 米紙報道 - MSN産経ニュース

ソフトウエア最大手の米マイクロソフト（ＭＳ）と米インターネット検索大手、ヤフーがネット広告事業に関する提携交渉に入ったと、１０日の米紙ウォールストリート・ジャーナル（電子版）が関係者の話として伝えた。米ネット検索で約６割の市場占有率（シェア）を持つ最大手、グーグルに対抗する狙いがある。 ただ同紙によると、交渉は初期段階。合意しても両社のシェアが約３割に達するため、米司法省などが問題視する可能性もある。 ＭＳのバルマー最高経営責任者（ＣＥＯ）が、１月に就任したばかりのヤフーのバーツＣＥＯと先週、会談。検索広告を相互に販売する案などが浮上しているという。昨年ＭＳが提案し、ヤフー側が拒否したヤフー本体の買収は含まれていないもようだ。 ヤフーは２００８年１０～１２月期決算で赤字に転落。ＭＳの買収拒否後、グーグルと検索広告で提携交渉したが、司法省が難色を示し、断念した。買収に反対したヤフー共同創業者