日本方式で放送開始 ブラジルの地上デジタル - MSN産経ニュース

２日、サンパウロ市内で開かれた、日本方式を採用した地上デジタル放送開始の式典であいさつするブラジルのルラ大統領（ブラジル邦字紙ニッケイ新聞提供・共同） 地上デジタル放送の規格で日本方式を初めて日本国外で採用したブラジルで２日夜、同方式によるテレビ放送が一部地域で始まり、ルラ大統領らが参加した式典がサンパウロ市内で開かれた。日本からは総務省の森清総務審議官ら関係者約３０人が出席した。 ルラ大統領は「１９６０年代にテレビは国内統合に大きな役割を果たした。技術革新は国の団結を進める」などとあいさつ。リモコンのスイッチを押すと、主要民放６局がサンパウロ都市圏での放送を一斉に開始した。 各家庭に備える受信機器が割高なため、現在の視聴世帯は約１０００世帯程度という。だが同国は日本方式をベースに独自の技術を加えたブラジル方式を開発し、２０１３年までに全国に地上デジタル放送を普及させる方針。 南米ではブラ

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だが同国は日本方式をベースに独自の技術を加えたブラジル方式を開発し、２０１３年までに全国に地上デジタル放送を普及させる方針。南米ではブラジルのほか、チリやペルーなど５カ国が日本方式の採用を検討中