“ゴルビー”映画化？ 米で計画、露では波紋 プーチン氏批判なら上映禁止も - MSN産経ニュース

【モスクワ＝佐々木正明】東西冷戦終結の立役者、ミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領（８２）を主人公にした映画制作が米国で持ち上がり、ロシアで波紋を呼んでいる。欧米では人気の高い“ゴルビー”も、ロシアではソ連を崩壊に導き、祖国に混乱をもたらした政治家としての悪評が今も根強い。プーチン政権批判が色濃く反映された内容になれば、ロシアでは上映禁止になる可能性もあるとの見方も出ている。 米報道によると、映画は俳優のトム・ハンクスさんとレオナルド・ディカプリオさんの共同制作。ゴルバチョフ氏とソ連時代に通訳を務めたパベル・パラシチェンコ氏を顧問に迎え、ソ連崩壊の過程を描く。 ５日にロシアのラジオ番組に出演したゴルバチョフ氏はディカプリオさんと２年前から親交があることを明かし、まだ正式なオファーを受けていないとしながらも、「誰かが良い脚本を書くのに成功すれば、上映は可能だろう」と協力に前向きな姿勢を示した。

[syuu1228]

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