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スキピオの夢:LE REVE DE SCIPION 『ウージェーヌ・ルーゴン閣下』
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スキピオの夢:LE REVE DE SCIPION 『ウージェーヌ・ルーゴン閣下』
今朝、ゾラの『ウージェーヌ・ルーゴン閣下』を読み終えた(小田光雄訳 論創社)。 この小説は『ルーゴン... 今朝、ゾラの『ウージェーヌ・ルーゴン閣下』を読み終えた(小田光雄訳 論創社)。 この小説は『ルーゴン=マッカール叢書』の第六巻にあたるもので、第一作『ルーゴン家の誕生』で、最初のルーゴン家の長男として登場したウージェーヌ・ルーゴンが主要登場人物となっている(主人公と言ってもよいが・・・)。第一巻では、まさにナポレオン・ボナパルト(後の三世)がクーデターを仕掛けたとき、一か八かクーデター(ナポレオン派=帝政派)に賭けたルーゴン家が勝利する。その力になったのが、パリに出て出世を夢見る長男ウージェーヌの情報だった。彼は、ナポレオンのクーデターに一役買い、その功が認められて、数年後、この第六巻では皇帝の側近となり、内務大臣にまで登り詰める。ルーゴン=マッカール両家中の出世頭と言えるだろう。 小説は、「参事院長官」だったルーゴンが政治的良心を貫こうと、辞表を提出したところから始まる。外国の小説、つま