自転車のノーブレーキピスト問題

ここ数年ブレーキのない自転車が流行ってます。 「ピスト」と呼ばれる競輪用自転車が20代前半を中心にブームになって4･5年になるそうです。 ブレーキを装着してない自転車がかっこいいのだそうです。 ノーブレーキピストはいわゆるトラックレーサーでペダルと後輪の動きが一致している固定ギアの自転車で、止まる時はペダルに逆方向の力を加える形になります。 でもこれは高い技術を持つ人でもブレーキの数分の1程度の制動力になり、そもそも高速走行時は逆ふみの制動体制自体が不可能です。 という事で旧来の自転車愛好家はトラックレーサーを嫌悪していますし、危険性を分かっている競技でトラックレーサーを使っている選手は公道で練習する時は前後ブレーキにベルやリフレクターを装着したものやロードバイクを使用するそうです。 どちらかと言うとストリートカルチャーやサブカルチャーでかっこつけで使う人が多いみたいですね。 某巨大掲示板