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自然と人間を行動分析学で科学する: 人はなぜ傘を置き忘れるのか?
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自然と人間を行動分析学で科学する: 人はなぜ傘を置き忘れるのか?
雨が降るたび「ひと雨500本」と言われるほど、駅や電車で傘の忘れ物が増えるらしい。その数は上着などの... 雨が降るたび「ひと雨500本」と言われるほど、駅や電車で傘の忘れ物が増えるらしい。その数は上着などの衣類、財布、カードや証明書などをダントツで上回っているという。 人はなぜ傘を置き忘れるのだろうか? 置き忘れた傘の回収率はとても低い。夕立に出くわしてワンコインで買ったビニール傘なら、置き忘れに気がついてもわざわざ取りに戻らないようである。傘が必要なのは雨が降っているとき、あるいはこれから降りそうなときで、雨が止んだ後は荷物になるだけだから、夕立の後の忘れ物が多いことは常識的にも理解できる。 杉山尚子先生(山脇学園短期大学)が新書版『行動分析学入門』で分析しているように、暗い部屋に入るときに灯をつける行動は、部屋が明るくなることで強化されるが、部屋を出るときに灯を消す行動は本人にとって直接のメリットはなく、電気代の節約とか「また、つけっぱなしじゃないか!」と同居人からなじられるのを避けること