次世代通信規格「Wi-SUN」って何？ | STANDBY

スマートメーターと宅内のエネルギーシステムを担うホームゲートウェイ、その先にある家電との通信にWi-SUNが利用される 2年後には「Wi-SUN」対応のスマホ＆タブレットが登場する――そんなニュースが10月上旬に報道された。“Wi-Fi”ではなく“Wi-SUN”？ これは一体なんのことなのか。 「Wi-SUN」とは、日本主導でグローバルに標準化が進められている次世代無線通信規格。「SUN」は「Smart Utility Network」の略で、ガスや電気、水道のメーターに無線機器を搭載し、無線通信で検針データを収集するシステムをいう。Wi-SUNは情報通信研究機構（NICT）の主導により米国電気電子学会「IEEE」で国際規格になっており、さらに、東京電力の次世代電力量計「スマートメーター」の通信方式に採用されることで注目を浴びている。 スマートメーターは、電力会社と家庭やオフィス、工場など

[isrc]

ガスや電気、水道のメーターに無線機器を搭載し、無線通信で検針データを収集／通信範囲は半径500mと広く、「マルチホップ通信」の採用が検討／スマートメーター対応にはホームゲートウェイのWi-SUN対応が必須