「繰り返し横断調査データの年齢・時代・コーホート分析に対する混合モデル・アプローチ」を批判的に読む | Theoretical Sociology

Yang Yang and Kenneth C. Land, 2006, "A Mixed Models Approach To The Age-period-cohort Analysis Of Repeated Cross-section Surveys, With An Application To Data On Trends In Verbal Test Scores," Sociological Methodology, Vol.36 No.1, pp.75-97. 年齢・時代・コーホート分析 (APC分析) に、マルチレベル・モデルを応用することの利点を提唱した論文。社会変動論や若者論（あるいは年齢層に注目した研究一般）では、年齢、時代、出生コーホート（以下ではコーホートと省略）の効果を識別することが重要になる。しかし、ある目的変数 Y （この論文の例では語彙テストの点数）に

[iDES]

"Yang and Land は、年齢を固定効果、時代とコーホートをランダム効果として推定することを提唱"