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利用者向け講座 分子軌道法計算プログラム Gaussian 03 ―その 8 ― 和佐田 (筒井)祐 子 和佐田 裕 昭 ... 利用者向け講座 分子軌道法計算プログラム Gaussian 03 ―その 8 ― 和佐田 (筒井)祐 子 和佐田 裕 昭 Ⅰ.電荷密度の解析 先回は,波動関数を直接的に理解するのに重要な分子軌道の形状を解析する方法を説明しまし た。分子軌道は分子の電子状態を理解する上で重要であり,例えばフロンティア分子軌道論に基 づくと反応が起こる場所についての情報を与えます。このような分子軌道ですが,それ自体を観 測することはできません。 一方,波動関数の絶対値の二乗として与えられる電子密度は,X 線構造解析などにより測定す ることが可能です。このため,反応における電子の移動が電子密度に基づいて議論されてきまし た。化学反応の理解は原子間にある化学結合の有無や原子の上の電荷の偏りといった考え方に基 づいてなされます。エステルの加水分解のような典型的なイオン反応で,水分子の酸素上の部分 的な負電