池田先生。それは違います。: スポンタのポストモダンから見た『この世界』

池田信夫氏のブログに次のようにあった。 http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/26ee2206c5b75d297a059ad5b4a573c9 情報コストが限りなくゼロに近づくインターネット時代には、知識は断片化して雑然とした「その他」の集積になり、それをデータベース化するグーグルのようなシステムが社会のインフラになるだろう。 いやはや、インターネットで知識は断片化するだけというのはありえない。 それは、言論に対して、言論者が君臨し、一切の加工を許さないのなら、そういうことになる。つまり、言論に対して、鑑賞者が一切の言論をしないなら、そういうことになる。だが、そんなことはありえない。 私が感じているインターネットが成し遂げたことは、作品のサマリー(要約)がネットで検索できることである。作品もオリジナルだけで存在できる時代ではない。作品は、サマリーと評価タグ、