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Ｇ大阪が痛い引き分け、鹿島・マルキーニョスは不発（読売新聞） 後半、シュートを決めることが出来ず悔しそうな表情を見せる鹿島・マルキーニョス Ｇ大阪０−０鹿島（Ｊ１＝４日）──勝機が振り子のように揺れた白熱の攻防は、勝ち点で６劣るＧ大阪にとって痛い引き分けとなった。 前半は鹿島ペース。両サイドバックが内に絞って守るＧ大阪に対して、長いパスを効果的に両翼へ散らした。３１分には中後がフリーでシュート。藤ヶ谷に阻まれたが、小笠原不在を感じさせない迫力だった。 Ｇ大阪は後半、盛り返す。二川、寺田の両ＭＦが内田、新井場の攻撃参加をけん制。７１分から入った播戸は絶妙な飛び出しで、鹿島ＤＦの背後を脅かした。不運だったのは前半の藤ヶ谷の負傷で交代枠を使わざるを得ず、終盤にカードを使い果たしていたこと。ゴールにあと一歩届かなかった。 試合後、中後は「最低限の結果。勝てばガンバを終わらせられたけど」と納得