スポーツナビ | サッカー｜Jリーグ｜田代有三、序盤の苦悩から山形の柱へ（１／２）

いまではチームの中心になった田代（中央）だが、序盤はチームにフィットできずに苦悩が続いた【Photo:松岡健三郎/アフロ】 ２０１０年３月６日のＪ１リーグ開幕戦、平塚競技場での湘南ベルマーレ戦（１−１）を終えた田代有三はメディアの取材を早々に終えると足早にバスへと乗り込んだ。この日の田代のシュートはゼロ。昇格組である湘南を相手にシュートを１本も打てず、周りとの連係もかみ合わないまま後半１７分に交代したのだから当然だ。「ホントに今日は何もしていないんで勘弁してください」と言い残した田代の表情は明らかに硬い。 この日の田代は、相手との駆け引きもほとんどないままゴール前に張り付く形が多く、周りの選手も田代を使おうとハイボールを集めてしまう。田代にパスを出しては簡単に跳ね返されるという単調な攻撃の引き金となってしまっていた。続く第２節の清水エスパルス戦（３月１３日、０−３）でもボールが収まらない

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田代欠場して点とれてないのもまたナニなアレ