SYNODOS JOURNAL : 何もしなければ、漁業には誰も残らない〜勝川俊雄氏インタビュー回答編〜

2012/5/2313:18 何もしなければ、漁業には誰も残らない〜勝川俊雄氏インタビュー回答編〜 漁業者の下げ止まりは期待できない ――前回のインタビューは、このシリーズでは珍しく、「個別漁獲高制度を採用するべきだ」という肯定的な意見を多くいただきました。それでもいくつか細かい部分で疑問を持ったユーザーもいたので、こうした方々の疑問を勝川先生にぶつけていければと思います。 まず、大前提として漁獲高が減っているのは、単純に漁師が減っているからではないか、という疑問をもったユーザーが何人かいたようです。「現状のように漁業が減っていけば、自ずと水産資源の保護につながるのではないかと思う」「いくつか統計を見たが、漁師が減っているから、漁獲高も漁獲額も減っているようにしか見えない」といった意見です。 勝川氏 漁師と話していると、「海の中の魚はものすごく減っている」「今の獲り方では、魚は残らない」と

[zeroset]

「漁獲量の少ない漁師から淘汰されて、精鋭漁業者が漁場を占有しているのに、一人当たりの漁獲量が増えない」「韓国は1999年に個別漁獲枠制度を導入し、沿岸の漁獲量をV字回復させているのです」

[Sinraptor]

日本には資源管理を嫌う悪癖があるからね。

[el-pescador]

（SYNODOS JOURNAL）大変ショックな事実なのですが、韓国は1999年に個別漁獲枠制度を導入し、沿岸の漁獲量をV字回復させているのです。元海洋水産部長官だった盧武鉉大統領は…　#勝川俊雄

[gryphon]

盧武鉉の知られざる功績、と考えるべきか、何かの弊害があるのか。「韓国は1999年に個別漁獲枠制度を導入し、沿岸の漁獲量をV字回復…盧武鉉大統領は業界の反対を押し切って、政治主導で…」