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被害者保護は守るべきもの「だけ」にとどめるべき
犯罪被害者保護法に基づく、犯罪被害者支援の基本計画案が閣議決定した。犯罪被害者を支援するため、総... 犯罪被害者保護法に基づく、犯罪被害者支援の基本計画案が閣議決定した。犯罪被害者を支援するため、総合的な対策として政府が初めてまとめた犯罪被害者等基本計画が贈7日の閣議で正式決定された。計画には、被害者を実名で発表するか、匿名にするかは、「警察が個別に判断する」という項目が入った。[asahi.com: 犯罪被害者支援の基本計画案、閣議決定 - 社会 より引用] 以前にもエントリーしたが、メディアは氏名公表の主導権を警察が持つことに対し、異論を唱えている。しかし、メディアスクラムに対する「自制」が、上手く働いているとは思えず、今の時点としては止むをえないと思う。 ただ、地下鉄サリン事件の被害者の家族の方が仰っているように、警察がハンドリングするのではなく、「被害者若しくはその近親」の意志が大前提で、判断できない場合はメディアに委ねるというのが、理想的な形だと思う。政府は、早急にその方向に持っ