sin260's Tumblr - 理想的福祉の国スウェーデンというイメージをぶっとばすような、衝撃的な本が出た。 ...

理想的福祉の国スウェーデンというイメージをぶっとばすような、衝撃的な本が出た。 武田龍夫『福祉国家の闘い』(中公新書)である。 この本にはスウェーデンの現実 (本当の素顔) が豊富な資料と体験に基づいて明らかにされている。その結論は「モデル福祉国家としてのスウェーデンの歴史的役割は終わった」それは「砕かれた神話となった」である。 第二章「福祉社会の裏側──その光と影」の冒頭には、次のようなエピソードが紹介されている。一世紀を生きてきた老人に大学生が尋ねた。 「お爺さんの一生で何がもっとも重要な変化でした?」と。 彼は二度の世界大戦か原子力発電か、あるいはテレビ、携帯電話、パソコンなどの情報革命か、それとも宇宙衛星かなどの回答を予測した。しかし、老人の回答は彼の予想もしないものだった。 「それはね──家族の崩壊だよ」。 この一言に高福祉社会の問題が集約されている。 老人の介護はいかなる時代で

[quatroshe]

　「衝撃的な本が出たぁぁぁ～！！！」　・・・なんだ、出たばかりかと思ったら２００１年発行でした（笑）　／　以下のページも御参考までに　http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20060601/p2　／　http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/1606

[arkanal2]

藤沢章生氏のギリシア、イタリアのような、国家に信頼をおかず家族に依拠せざるを得ない方式の方が、長期的には展望がない事例を無視しなさんな。

[vanbraam]

武田龍夫『福祉国家の闘い』(中公新書)
;主張の一部はわからないでもないが,tumbleされた文を読む限り,"家族"を絶対化し神聖視するような論調がどうしても受け付けられない;そもそも"家族"の定義は?

[Wacky]

「男と女の利己的自我の血みどろの戦いが、ストリンドベルイ文学の主題の一つとなった

[p_shirokuma]

←買うべきか？保留

[nminoru]

ISBN:4121015754 ①国民性や家族問題に関しては筆者の主張を信じてよいと思われ ②90年代後半からスウェーデン経済は持ち直して00年代を通して堅調 ③犯罪率に関しては統計の採り方の違いという反論あり

[call_me_nots]

感覚に近い部分が多くサラッと読めそう。これは読みたい。