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日本農業新聞
[土と歩んだ10年](上) 除染 地域で乗り越え 福島県広野町 東日本大震災から間もなく10年。津... [土と歩んだ10年](上) 除染 地域で乗り越え 福島県広野町 東日本大震災から間もなく10年。津波や東京電力福島第1原子力発電所事故で、岩手、宮城、福島の沿岸部では広い範囲で土が流亡したり、汚染されたりした。田畑の土を再生し、復興にこぎ着けた人々の姿を追った。 「大変な状況だったけど、だからこそ何とかしてやろうと燃えていた」。福島県広野町の稲作農家、新妻良平さん(62)は、当時の心境をそう思い起こす。 町は原発事故後、2011年9月まで緊急時避難準備区域に指定され、米の作付け自粛を余儀なくされた。…… 千葉 鳥インフル相次ぐ 累計430万羽殺処分 現地に対策本部 農水省と千葉県は8日、匝瑳市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと発表した。国内今季46例目で、県内では8例目。飼養する全約26万羽を殺処分する。3日連続の発生で、千葉県の累計の殺処分数は約430万羽と、県内