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Alfa・MARS PROJECT
http://www.alfasystem.net/a_m/archives/281.html [港の秘密基地] 「その後、あんときの傷はどうっス... http://www.alfasystem.net/a_m/archives/281.html [港の秘密基地] 「その後、あんときの傷はどうっスか?」 ヤトマの唐突な質問に、ビーナは困惑した。 「だ、大丈夫だよ。あとが少し残ってるけど」 「イヤじゃなければ、ちょっとだけ見せてもらって、いいっスかね?」 本当はイヤだった。それに本当は“少し”じゃない。だけど、ヤトマは命の恩人だ。それに全部知っている。 ビーナは、弓を持っていた左手の袖口を右手でつまむと、肩のあたりまで一気にめくりあげた。 陽に焼けた小麦色の二の腕に、白っぽい桃色の線が×のカタチにくっきりと浮きでている。パッと見た感じは、すすけた板の上を指でなぞった印象だが、 「なんだよ、こりゃ。ミミズみてえだな」 勝手にのぞきこんだロウザイが言うとおり、土の上を這いまわるミミズのほうがずっと似ている。よく見ると、傷の一本一本が少しふくらん