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「ひかりごけ」事件
[ 事件 index / 無限回廊 top page ] 「ひかりごけ」事件 太平洋戦争まっただ中の1943年(昭和18... [ 事件 index / 無限回廊 top page ] 「ひかりごけ」事件 太平洋戦争まっただ中の1943年(昭和18年)12月3日午後1時ころ、日本軍暁(あかつき)6193部隊所属の徴用船「第五清進丸」(約30トン)が、暁部隊の廻航命令により北海道根室港を発ったが、翌4日、知床(しれとこ)岬沖合で大シケに遭い、消息を絶った。この船はオホーツク海を北上し、宗谷岬を迂回して日本海を南下して小樽へ向かう予定であった。船には7人の乗組員がいた。 2ヵ月後の1944年(昭和19年)2月3日午後4時ころ、知床岬から16キロメートルほど離れた羅臼(らうす)郡羅臼村字ルシャ(現・羅臼町岬町)で、漁業を営む老人宅に、外套(がいとう)の上にムシロを巻きつけた異様な格好の男が倒れ込むように入ってきて、助けを求めた。 男は徴用船「第五清進丸」の船長の山田亀吉(仮名/当時29歳)であると名乗り、「船が
2008/12/03 リンク