32：絵描きと「贋金つくり」——会田誠「天才でごめんなさい」展をめぐって（２） - ART iT（アートイット）

※本連載での進行中シリーズ〈再説・「爆心地」の芸術〉は今回お休みとなります。 前回はこちら 会田誠「犬（雪月花のうち“雪”）」1998年 パネル、和紙、岩顔料、アクリル絵具、ちぎり絵用の和紙 73ｘ100ｃｍ 撮影：宮島径 © AIDA Makoto Courtesy Mizuma Art Gallery 日本の美術は、いまなお明治維新における西洋文明導入時の悪しき忘却と反復に陥っている。そこでは、まるで歴史など存在していないかのようだ。会田誠「天才でごめんなさい」展における連作「犬」をめぐる一件なども、その一端だろう。今回の問題については、昨今の「児童ポルノ」の概念規定をめぐる一連の動向と絡めて語られる傾向が強い。が、そもそもこの日本で、美術として図画に描かれた女性の裸体図さえ社会的に問題視する傾向が、いったいいつから、どのような経緯を経て広まったのかという、より根本的な出自を確かめてお

[jaikel]

わいせつや公序良俗という概念も明治政府の西欧諸国に対する劣等感から民衆にねじ込まれたものなので、勢い歪なものになるのは必然だったのだろう。

[eight_beater_pc]

会田誠論。

[masudami]

チケット貰ったから行ったけど展示が退屈なのは現代アート的にAUTOでは、とおもた。森美術館の功績はあんなのを森美でやったってことだけど、それ以上でもそれ以外でもない

[ohnosakiko]

会田誠展の続き／森美術館の姿勢を批判している／しかしほとんどの部分、美術館サイドが言うべきことを美術批評家が代弁しているという……