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ピカソとデッサンと絵画
戦後、西洋文化が怒涛のごとく日本に押し寄せてきた。私たちは、それを優れたものと感じ、積極的に受け... 戦後、西洋文化が怒涛のごとく日本に押し寄せてきた。私たちは、それを優れたものと感じ、積極的に受け入れようとした。また、敗戦で価値観を180度変えることを余儀なくされた。私たちは、それに戸惑いを感じたが、世の多くの文化人は、いとも簡単に頭の切換えを行い、過去を否定し、デモクラシー、実存主義、社会主義と、節操なくそれに追随して行った。こども心にも、私はそれを腹立たしく思っていた。 絵画についても、抽象絵画がもてはやされ、絵画は写真ではないのだから、対象を写実的に描く必要はないと強調され、進歩的文化人を気取る人たちは、「デッサン不要論」を口にしていた。私の父もその一人で、小学生の弟が絵を習いはじめたころに、スケッチを軽んじ、思った通りに描けば良いとよく言っていた。 権威ある進歩的知識人のことばに頼り、それを鵜呑みにして、矛盾する考えを並存させ、自分で考えることをしない父親を、私は小学6年のころか