はやぶさ２打ち上げの瞬間、逃すまい 見学場に三脚の列：朝日新聞デジタル

小惑星探査機「はやぶさ２」が打ち上げられた３日、発射場がある種子島には、県内外から多くの見学客が訪れ、６年５０億キロの旅立ちを見届けた。 地元の南種子町に４カ所設けられた町指定の見学場には、計約３千人が集まった。発射場から約７キロの長谷公園では約１５００人が見学した。上空を、本社の小型ジェット機「あすか」で旋回すると、シートを敷いて食事を楽しんだり、望遠鏡で発射台をのぞいたりする人たちの姿が機内から見えた。 発射場から約３キロと最も近いことで人気の恵美之江（えびのえ）展望公園にも、発射の瞬間を逃すまいと海沿いにカメラを載せた三脚がずらりと並んだ。上空を飛ぶあすかに気づいて手を振る人の姿も見えた。（金山隆之介）

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