Ｆ３５整備拠点、日本に 米決定、国内防衛産業に追い風：朝日新聞デジタル

米軍の最新鋭戦闘機Ｆ３５について、米政府はアジア太平洋地域での整備拠点を日本と豪州に置くことを決めた。連絡を受けた防衛省が１８日、発表した。日本政府は、日米防衛協力の推進や日本の防衛産業を育成するため、これまで米側に誘致を求めていた。 同省によると、機体の整備拠点を２０１８年までに愛知県豊山町の三菱重工業小牧南工場に置く。エンジンの整備拠点を、ＩＨＩ（旧石川島播磨重工業）の東京都内の工場にさらに３～５年後につくる予定。航空自衛隊が今後４２機導入するＦ３５のほか、在日米軍や韓国軍のＦ３５の整備を請け負う可能性がある。 Ｆ３５は、米政府が部品も含めて国際的に一元管理する仕組み。そのためＦ３５を導入した国が大がかりな整備や補修が必要な場合は、米国が認定した整備拠点で行う必要があるという。

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