無許可採掘で道路崩落の危険招いた疑い 砕石業者を逮捕：朝日新聞デジタル

愛知県豊田市枝下町などの砂利採掘現場で、無登録で採掘したなどとして、県警は１４日、砕石会社の実質的経営者ら男２人を砂利採取法や県の砂防条例違反の疑いで逮捕した。採掘の影響で、現場に隣接する県道が崩落する危険が生じ、付近では交通が規制され、引っ越しを余儀なくされる住宅もあった。 県警によると、逮捕されたのは、市内の砕石会社「豊田鉱産」の実質的経営者、平田忠（６７）と、次男で現場責任者の竹井十綺（４０）の両容疑者。 ２人は昨年４月２３日、県知事から砂利採取業の登録を受けず、同市枝下町などの採掘現場で、砂利約６２トンを採掘。さらに同年３月２０日、急勾配となった斜面が崩落しないよう県が埋め戻しを命じたのに、従わなかった疑いがもたれている。

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