危険ドラッグ、検挙したけれど 立証難しく不起訴処分：朝日新聞デジタル

危険ドラッグ関連の事件で、茨城県警は昨年１年間に計６人の男女を逮捕、書類送検したが、水戸地検は全員を不起訴処分とした。医薬品医療機器法（旧薬事法）の改正から間もないこともあり、違法だと認識していたことを示す証拠が十分に集まらなかったからだという。 県警は昨年、危険ドラッグを所持していたとして、薬事法違反容疑で３人を逮捕、２人を書類送検。販売目的で所持したとして、麻薬取締法違反容疑で１人を逮捕した。このうち、薬事法違反容疑で書類送検された３０代の男性は容疑を認め、反省していたことなどから、起訴猶予となった。 だが、残る男女５人は、指定薬物や麻薬が鑑定で検出された商品を持っていたことは認めたものの、「違法だとは思わなかった」と否認し、嫌疑不十分となった。地検は「違法だという認識についての証拠が十分に集まらなかった」と説明している。 ただ、地検は「捜査を重ねていけば、捜査手法が確立される。否認し

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