仏外相、イスラエル・パレスチナに和平交渉促す：朝日新聞デジタル

フランスのファビウス外相は２１日、パレスチナ自治政府のアッバス議長とイスラエルのネタニヤフ首相とそれぞれ会談し、両者に和平交渉の早期再開を促した。 和平交渉は昨年４月に頓挫。ロイター通信によると、ファビウス外相は２１日、和平に向けた動きが無ければ「紛争が燃え上がる恐れがある」との懸念を表明。フランスは和平交渉の具体的な枠組みなどを盛り込んだ国連安保理決議案の主導を目指しているとされ、両首脳に説明したとみられる。 パレスチナのアッバス議長はフランスの取り組みを支持する考えを示した。一方、イスラエルのネタニヤフ首相は「和平は当事者間の直接交渉からのみ、もたらされる。外部から課される国連決議案からは生まれない」と苦言を呈した。（エルサレム＝渡辺丘）

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仏外相、イスラエル・パレスチナに和平交渉促す